H.works shop

その時々の店内の様子をご紹介いたします。

2017年12月9日現在
3年ぶり5回目となる[長谷川奈津 陶展]がはじまっております。
林檎灰釉と松灰釉、そして鉄釉のお品。力強さも感じられる尺
サイズの大鉢から、ボタンサイズの豆皿まで並びました。
中:鉄釉と松灰釉の大鉢。手前には7寸強になる林檎灰釉鉢。
 そして木瓜を活けた林檎灰釉花器と、その奥に鉄釉花器。松、
 椿、蝋梅、桃や桜・・・ それなりの形に導いてくれる花器です。

左:たくさんの花器をご用意いただきました。こちらは林檎灰釉で、高さ
 13cm前後の、気軽に活けられる大きさ。それぞれが魅力的な形です。
中:林檎灰釉碗ですが、土や焼成方法、窯の中の位置などによっても
 その焼き上がりが異なり、釉調や土感など、1つ1つに見所があります。
右:美味しそうなご飯が目に浮かびます。上下共に林檎灰釉で、ほんの
 りとピンクがかるものと、生地の色味も感じられるグレー系のものです。

A

B

C

D

A:松灰と林檎灰の灰釉、そして鉄釉と、1点ものの碗が並びます。
B:高さは21cmほどの林檎灰釉花器。確かな造形力を感じます。
C:丼としてもお使いいただける林檎灰釉と鉄釉の深鉢。そして
 使いやすそうな林檎灰釉の7寸皿と6寸鉢。上段には林檎灰釉
 の花器。優しい色のオールドローズ、ステムの長いチューリップ、
 カラーとグリーン、蘭類などなど、洋花も似合うことでしょう。
D:手前の2点は鉄釉5寸鉢。マットな黒と艶ありで飴色のもの。

1:松灰釉と鉄釉の筒湯呑。たっぷり入るのは林檎灰釉湯呑(右下)です。
2:松灰釉5寸鉢と鉄釉6寸鉢。林檎灰釉の尺鉢と花器。そして今までに
 無い形の片口鉢は松灰釉のものになります。
3:長谷川さんの得意分野となる酒器。様々な手のぐい呑みが揃いました。
4:焼き方の違いにより、黄色系と緑色系にわかれる松灰釉の碗が上段に。
5:酒器に湯冷ましに。そしてお鉢としてもお使いいただける片口。気にな
 る注ぎ具合も優秀なのが長谷川さんの片口です。そして台の上には、
 鉄釉と林檎灰釉の4寸皿と蓋物。21〜27cmのお鉢も並びます。
6:見上げる場所に置いています。彫刻作品の様にも見えてきます。
7:人が集う時、またハレの日にも使いたい器。盛り映えがし、格段の差が
 生れます。この林檎灰釉の尺鉢もそんな時に使えるでしょう。
8:小さなもの色々。松灰釉と鉄釉の小鉢。径が5〜6pの豆豆皿は3色
 (林檎、松、鉄)あり。薬味や塩を盛ったり、箸置きにもなるでしょう。下段
 には、径22cm前後の鉄釉と林檎灰釉のお鉢。単品料理にサラダ、銘々
 用のパスタなどを盛るのにもいい大きさではないでしょうか。
9:上段に並ぶ可愛いピンクベージュ色の小鉢。こちらも林檎灰釉です。
 深さもあり、盛りつけ方次第で色々なお料理に使えそうです。下段には、
 共に林檎灰釉の、5寸弱の小鉢と、5寸強のお皿になります。

壺形でクラシカルに思える長谷川
さんの花器ですが、花を選ばず、
挿す花によりモダンにも映ります。

左上:口縁を敢えて楕円にしてい
 ると言う鉄釉深鉢。長谷川さん
 の提案もあり花入れに。
右上:愛らしい形の掛け花。上か
 ら鉄釉、松灰釉、林檎灰釉。
左下:マットな白に淡いピンクベー
 ルをかけた様な色合の林檎灰釉
 花器。シンプルにグリーンだけに。
右下:畑にあったヤマゴボウです。

長谷川さんの工房訪ねた様子はこちらから

*画像は12/9現在のものになりますので、お品物がすでに無い場合もございます。ご承知下さい。

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初日と二日目に在店して下さった長谷川さん。
親しくなられているお客様や、質問をして下さる
お客様も多く、会話を楽しまれているご様子でした。

土井善晴さんの料理動画サイトを最近よくご覧に
なられているとか(iPadで見せていただく)。正統派
で、調理方法が美しい(教え方も的確)。柔軟なお
人柄の印象もある土井さんと、長谷川さんに少し、
重なる部分があるようにも思えたりしています。

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