H.works shop

その時々の店内の様子をご紹介致します。

2015年5月16日現在
当店で5回目となる田谷直子さんの個展。
黒、青、薄とあるルリ釉。グリーンがかるものやグレー濃淡の灰釉。
そして、きなり、きいろ、はだいろ、はちみつと言っている色合のもの。
そこに今回は、ゆうひ(夕日)と言う色も加わっています。
装飾と言えるのは面取りと線刻のものが少しだけのシンプルな土の器。
器のやわらかな曲線が、店内に心地良いリズムを刻んでいます。

左:手前は6寸皿(はちみつ・黒ルリ・きなり)。奥には、
  ゆうひ9寸鉢、きいろ9寸平鉢、黒ルリ大鉢。その間
  には、きなり片口鉢と灰釉蓋付壺、黒ルリ面取壺。
右:7寸前後のお品。黒ルリリム皿、青ルリ草花紋皿、
  きなり石皿、はちみつのリム皿と台形皿。

1:はちみつピッチャーと紫陽花を挿したきいろピッチャー。きなりポットは、
 お客様のリクエストにより誕生。新色のゆうひ小鉢や黒ルリ5寸皿もあり。
2:丼が4種類も揃っています。玉縁の黒ルリ、端反る灰釉、丸碗タイプの
 青ルリ、そしてやや小ぶりのきなり。棚上には急須、きなり湯呑に4寸皿
 (灰釉2種ときなり)。白濁する部分もあるゆうひ7寸鉢。
3:灰釉石皿(8.5寸)、青ルリ8寸台形鉢、きなり7寸台形鉢(深)。響き合う
 色合と形。料理を盛る想像が楽しくなります。
4:上には黒ルリやはちみつのマグカップ。下には、形の異なる5寸鉢が
 青ルリと灰釉のもの2種類。そしてきいろ8寸リム皿とはちみつ6寸リム鉢。
5:梅干しや塩を入れたりしたい蓋付壺の3種。青ルリの台形小鉢はあると
 重宝するサイズでしょう。新作のきなり6寸スープ皿(スイカが浮かびます)。
6:麦茶や番茶、ほうじ茶などを注ぎたくなる色合の湯呑。上段のはだいろ。
 下段にグレーの濃い灰釉。どちらも手に馴染む形。

左:スープマグと9寸リム皿は、盛映えのする黒ルリ。流れる釉の
 グラデーションが美しい薄ルリマグカップ。中段の5寸鉢は、荒目
 の土が使われているゆうひと、取り鉢にいいサイズのはちみつ。
中:新作となる中国茶器(茶壺と茶盃)、薄ルリの手なしピッチャー、
  黒ルリ面取壺。下段、はちみつ筒形花器にはクリスマスローズ。
右:用と美を備えたポット4色(薄ルリ、きなり、灰釉、はちみつ)。
  8寸薄ルリ台形鉢に黒ルリ8寸皿。下段にはきなり8寸石皿。

7:灰釉と黒ルリの面取壺。テキセンシスと言うテッセンを黒ルリピッチャーに。
8:上段は飯碗です。左より、新作のゆうひ、はちみつ、灰釉、薄ルリ、黒ルリ。
 下段には7寸前後のお品。ゆうひ7寸鉢、灰釉の鉢と石皿。
9:灰釉の蓋付壺。和尚さんの居ぬ間に、水あめを全て食べてしまう小坊主の
 昔話を思い出します。こんな壺に入っていたのでは・・・  隣はゆうひ飯碗。
10:トリの箸置きは、今回きなりのもの。田谷さんのロングセラー商品の1つ。
 はだいろ汁注、灰釉そば猪口、荒目の土の薄ルリ豆皿も並んでいます。
11:玉縁のきいろ小丼。炊き込みご飯、ラーメン半分ずつを盛ったり。黄色い
 あやめを、渋目の焼きになっているはちみつの花器に。
12:上段、青ルリのカレー鉢。品名にカレーとはついていますが、多様に使え
 る人気のお品。その左、きなり6寸台形鉢。こちらも使いやすそうです。
 下段、黒ルリの大皿(平皿)と、薄ルリ草花紋6寸スープ皿。

器と一緒に田谷さんのお庭の草花もたくさん届けていただきました。
贅沢に生けさせていただいています。
A:黒ルリピッチャーにミヤコワスレ。灰釉一輪挿しにテッセンを。
B:斑入りギボウシとアスチルベで涼しげに。口が大きめの灰釉花器。
CとD:共に灰釉面取花器(色味は少し異なる)。Cにはニゲラ、Dには
 マーガレットとカモミールを。とても活けやすい形です。

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*画像は5/16現在のものになりますので、
お品物がすでに無い場合もございます。
ご承知下さい。

先日田谷さんの工房を訪ねた様子はこちらから

いただいた草花がどれも生き生きと
しており、それらが育つ環境の良さを
生けながら実感。そしてそこは、田谷
さんの器が生まれている場所でも
ありました。(花材と器がしっくりくる
くる訳です) 健やかさや大らかさを
感じる田谷さんの器。英気を養う食事
ができる器と言えるでしょう。器同様、
癒しの波動を放つ田谷さんです。

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